「まことちゃんはどういう子?」 そうおじいちゃんに聞かれて俺は自信満々に答えていった。 「えっと、元気で明るくて、いっつも俺と一緒に遊んでくれて、いろんなことを知ってるんだ。今まで遊んできた遊びもほとんどがまことから教えてもらったんだー。」 そう言う俺を見て優しく笑うおじいちゃん。 「仲がいい子ができてよかったのー。」 「うん!」 「ところで、そのまことちゃんは誘ったのか?」 「クリスマスでしょ。うん。もちろん!」