『貴女の願いは、何かしら?』


「うわ!!!」


考えている間に、少女が私の目の前にいた。


『あら、驚かせてしまったかしら?ごめんなさいね?』


少女は今時、セーラー服を見事に着こなしている。

見た目の割に、上品な口調……

綺麗、だと思う。