「み、美由。美由ぅぅぅぅぅ!!!」


お母さんは、毎日この調子だし…


誰か、真相を知っている人はいないだろうか。


それで、お姉ちゃんや渚、由菜さんを返してもらわなきゃ!!!


───スゥ───

辺りが真っ白な光に包まれた。


「………神社?何、此処?」


私には状況が掴めない。

掴めるわけがない。

行き成り光に包まれたら、神社が目の前にあって……