「美羽!おはよう」


「おはよう、皆」


この様子を見ると私は、無性に泣きだしたくなる。

私はクラスの中でも地味な部類に入る。その上、友達はいない。

いや、一人だけいた。けど、私は友達をあまり好きではない。

私は、誰にも言ったことがないけど、美羽ちゃんみたいな人気者になりたい

つまりは、憧れている。

可愛くって、優しくて、明るい美羽ちゃんに。