シュッと風を切る刃。
猛スピードで振り下ろされるナイフはその刃をコウガの身体へと埋めるべく距離を縮めてゆく。
しかしその切っ先は服を裂き、皮膚に触れた所で動きを止めた。
「ちっ……」
舌打ちと共に鳴り響く二発の銃声。
ライアは自分目掛け飛んでくる銃弾を一発目は身を反らして交わし、二発目は器用にナイフで弾き返し回避する。
「…これからって所で何だよ……邪魔しないでくれる……?」
立ち上がったライアは銃を構える人物、レグルを睨む。
今にも斬りかかろうとサバイバルナイフを握り直すが、背後から迫る人物に気付き振り返る。
「悪かったな!邪魔をして!」
直ぐ其処には拳を握るレオンの姿。
素早く拳を突き出すが、それはいとも簡単に避けられてしまう。
「ちっ……」
攻撃が空振りした為、次の攻撃へと移行するレオン。
しかし繰り出した回し蹴りすらも交わされてしまう。

