ジーク、クレアと分かれたコウガ達3人。
暫く道なりに進んだ後、目的の場所へとたどり着いた。
コウガは弾む息を整えると重い扉に手を伸ばしそっと押し開く。
きしむ音を響かせながら扉が開き、3人は静かに侵入する。
窓から陽の光が差し込み塔の中を明るく照らす。
中央には最上階へと続く螺旋階段。
高く高く永遠と続くそれを見上げ感嘆の声をあげる。
観察するように辺りを見回していると、コツリと階段を降りて来る足音が耳に入ってきた。
顔を上げると、螺旋階段を降りる3人の姿が目に入る。
ローブを身に纏う3人の内、小柄な人物の顔がちらりと見えた。
女の子のようなかわいらしい顔立ちに青と銅のオッドアイ。
「リオン様……?」
その顔を目にイースは呟き前方へ足を進めるが、数歩動いた後眉を潜め足を止めた。

