圭佑の言葉が、胸に突っかかる。



「…別に仲悪くなったわけじゃないんだろ?」

「違げえよ。ただ…最近、あいつといると恥ずかしくてさ・・」


家にいるぶんには、平気んだけど…





「…え〜なんで?」

「わかんね。だから、自然に距離を置いてる自分がいる…」

「中学の時は、毎日一緒だったじゃん。俺、付き合ってるのかと思ってた」

「付き合ってねえよ」


俺は、2本目のタバコに火をつける。





「ぶっちゃけどうなの?慶太は、歩夢ちゃんのこと…」

「…………………わかんねえ」

「そう言うと思った(汗)中学のときから、同じ質問してるけど…答えがいつも同じだよな」

「いいかげん、しつこいぞお前」