俺様男子とラブ同居

圭佑くんのことを見て、今にも怒り出しそうな慶太。

そんなことには全く気づいていない圭佑くんは、彩との話に夢中になっていた。





「…別に隠さなくたっていいのに・・」


私は、お母さんたちに、告げ口なんてしないよ…




「……隠してたわけじゃねえよ。ただ…」

「…ただ?」


慶太は少し言いにくそうな顔をしたあと、ゆっくりと口を開いた。





「…お前の前では・・吸いたく……」

「え?『お前の』なに??」


声が小さくて聞こえないよ。




「お前の前では、吸いたくねーんだよっ」

「っ!」


急に、怒り出す慶太。



"お前の前では“?

私の前では、吸いたくないって…どういうこと??