俺様男子とラブ同居

「あ、来た!遅かったね」


中庭に着くと、彩たちが私を待っていてくれた。

彩と圭佑はくっつきながら腰をおろしていて、

慶太は2人から少し離れながら、携帯をいじっていた。





「ごめん…文化祭だからか、トイレが混んでて…」


普段は嘘をつくのは苦手なタイプだが、今はアンクレットが買えなかったショックからか、さらっと嘘がつけてしまう(汗)




「ジュース飲む?」

「あ…ありがとう」


ペットボトルの紅茶を、私に差し出してくれる彩。



ラッキー♪

のど乾いてたんだよね。



私は腰をおろして、ペットボトルの紅茶を飲んだ。


彩と圭佑くんは、何やら楽しそうに話始める。


私の隣には慶太。

慶太は携帯をしまい、ペットボトルのウーロン茶を一口飲んだ。


さっきは恥ずかしくて、慶太の顔見られなかったけど…もう平気。