俺様男子とラブ同居

慶太の私物の、あのアンクレットが…

その女子は、隣にいる友達らしき子に、慶太のアンクレットを自慢げに見せていた。




「これ本田くんの私物でしょ?ゲットできて、超ラッキー♡一生大事にするんだから♪」




女子はそう言って、嬉しそうに笑う。

その子は顔はすごくかわいくて、秀才っぽいオーラがした。


あの子誰だろう?

見たことないなぁ…



遠くから、その子を見つめる私。




「これで、私の想い届けば完璧なのになぁ…」




女子はそう言って、教室から出て行った。

その言葉を聞いて、私はその場で固まってしまった…



あの子…

慶太のことが好きなんだ…


一瞬で、そう確信した。



あの子も私と同じ。

慶太のことが好きだから、慶太の私物が欲しかった…


先越されちゃったな・・




ガクッと肩を落とし、私は慶太のクラスを後にした。

そして廊下を、トボトボと歩きながら、彩に電話かけると、中庭にいるというので、そこに向かった。