俺様男子とラブ同居

お化け屋敷は、苦手なんですってば!




ダンっ


「ひぃっ」


壁を思いっきり叩く音。

私は、思わず隣にいる慶太の腕に、しがみついてしまった。



「ご、ごめんっ…」

「・・・・」


どさくさに紛れて、大胆なことしちゃった…!//

慌てて、慶太から離れる私。




ぎゅ




!//


左手が温かい。

何かに、包まれているみたい…


確認しなくてもわかった。

慶太が、私と手を繋いでくれている…



恥ずかしくて、慶太の顔見れない。

手を繋ぐなんて……何年ぶりだろう・・




嬉し過ぎて、

なんだか泣きそうになってしまう……