俺様男子とラブ同居

恥ずかしさを押さえながら、慶太に話しかける。




「お前…派手だな(汗)」

「え!?それって、変てこと??」

「変なんて言ってねえよ。派手だつってんの」



慶太も、貴斗先輩同様…私を上から下まで見てくる。




「今日、うちのクラスの人たちは、みんな派手なの!」

「はいはい」


面倒くさそうに言って、ポケットに手を入れる慶太。




「とりあえず、適当に回る?」


圭佑くんが、慶太に話しかけた。




「ああ、いいよ」

「私、圭佑たちのクラスのフリマ行きたいな」


彩が、文化祭のパンフレットを見ながら言った。





「いいけど…つまんないよ?(汗)」

「フリマってことは…圭佑と本田くんも、何か売りに出したの?」






そっか。

フリマだから、自分で作ったものとか、いらなくなったものとかを売るんだよね。




「慶太はなに売ったの?」


めちゃめちゃ気になる!