俺様男子とラブ同居

「ちゃんと宿題やろうよっ!一緒にやれば、早く終わるでしょ?」

「…………」


私の言葉を聞いて、黙りこくる慶太。



説得っ、説得っ




「…ね、慶太?」

「……俺はやらねえよ。答えを言うから、お前が書け」

「!」





『答えを言うから、お前が書け』




慶太のその言葉を聞くのは、実は初めてではなかった……





「……また、あれやるの(汗)?」


あれは疲れるんだよなぁ…




「俺は宿題なんてどーでもいい。お前が決めろ」


慶太はそう言って私に背を向けて、キッチンの冷蔵庫を開けて、コーヒー牛乳を取り出していた。