俺様男子とラブ同居

ちらっと歩夢を見ると、本田くんが歩夢を心配そうに見守っている。



歩夢、良かったね。

久しぶりに2人きりじゃん!(酔っぱらってるけど)笑




「まさか、歩夢ちゃんが酒飲んじゃうとは思わなかったな(汗)」




歩きながら、ポリポリと頭をかく日野くん。




「そうだね(汗)話に夢中になってて、全然気づかなかったよ…」

「俺も」


……!

『俺も』って…日野くんも、私と会話してて夢中だったのかな…

だったら、普通に嬉しい。




「慶太のやつ…歩夢ちゃんのことになると、マジなんだよなー。さっきのあの顔見たか?超こえぇだろ(汗)」

「!」


私は、今の日野くんの言葉を聞いたあと、すごく迷ったけれど…思いきって日野くんに、あることを聞いてみることにした。




「ねえ…本田くんて・・歩夢のこと、どう思ってるのかな?」

「…!」


私がそう聞くと、日野くんは一瞬表情を変える。




「…あの2人って、私から見てもお似合いだし・・なんか両思いに見えちゃうんだよね(汗)」


歩夢が本田くんのこと、好きだってことは黙っておこう。




「俺もそう思うんだけどね…慶太見てると、そうとしか思わないんだけどね(汗)」