俺様男子とラブ同居

「お!さすが体育会系っ!」


圭佑が栗原にそう言うと、栗原は鉄棒に走っていく。




「私もやる〜」


歩夢も、栗原について行こうと立ち上がった。




「…お前、逆上がり出来ないだろ(汗)」

「う、うるさいな(汗)彩の見るだけだよっ」


歩夢はそう言って、鉄棒にぶら下がる栗原に駆け寄って行った。

俺はそんな歩夢たちを、ぼんやりと眺める。





「なあ、慶太慶太っ」

「?」


すると、圭佑が俺の隣に座る。



「なんだよ?」

「なあ、栗原って…あんなにかわいかったっけ??♡」

「…!」


圭佑の口からは、意外な言葉が…




「…元々も、普通にかわいいんじゃね?」


栗原は、化粧とかも薄くて、ケバい感じじゃないんだよな…

ナチュラルつーか…自然な感じ。




「あいつ(栗原)中学の時は、バリバリスポーツやってたから、体育会系で俺とはタイプ違うと思ってたけど…」

「確かに、高校入ってから垢抜けたよな」

「そうそう!どうしようっ、俺…ハマっちゃったかも!」