俺様男子とラブ同居

「アイスゲット♪彩が好きなやつあったよー」

「ありがとーー」


栗原が持っているカゴの中に、何個かアイスを入れる歩夢。

俺達は飲み物や軽食…その他色々とコンビニで買い、4人でさっき溜まっていた小学校へ向かった。





……………



「あー鉄棒がある♪」

「彩、逆上がりできる?」



小学校に着き、歩夢と栗原は…真っ先に校庭の遊具に食いついた。



なんか、新撰な反応だな…

さっきのナンパ女たちと、この2人全然違う。




「夜の学校って、初めて〜」

「マジで?俺たちは、よく来るよ」

「ホントに?学校で何やってるの?」

「うーん…喋ったり、飲んだり……まあ、色々かなー」

「そうなんだ〜」


圭佑と栗原がそんな会話をしている中、歩夢はコンビニ袋からアイスを出して食べていた。




…どっかどー見ても、ガキだな(汗)

あのアイスを食べる横顔は、4歳から変わってない(笑)



俺たちは、体育館の階段に腰掛けて、コンビニで買ったものを広げた。



ここに、歩夢と来るなんて…思ってもみなかったな…

なんか、変な感じ…




「私、逆上がりしていいかな(笑)」


急に立ち上がり、鉄棒の方を指差す。