お姉さんと別れてからの美珠の機嫌はものすごく悪かった。 火を見るよりも明らかに、とはこのことだろう。 何なんだ、マジで。 「あ……」 小さく、見朱が呟いた。 視線の先にはブライダルショップのウィンドウ。 結婚、か……//// 「なぁ美「帰りましょう」」 呼びかけたら遮られてしまった。 急ぎ足になる美珠を慌てて追いかけながら覗き込んだブライダルショップのウィンドウには。