と、まぁ…イケメン四人組はとてもモテるわけだが…




「唯ちゃん、どうかしたの?」





このように、茉理のような"私、イケメン興味ないんで"タイプもいて





「ううん、なんでもないよ」





私達はイケメンを無視した




「ちょっ、美少女っ!美少女がいる!」



そう言ったのは橘である




「けんちゃんもついに、女子に興味を持ったか」




橘の肩をポンっと叩いたのは久遠である





「そ、そういうわけじゃ無いんだけど「おぉーい、そこのお二方~」





橘の声を遮りながら二人を呼んだのは…綾瀬だろうか、なにしろ私はもう後ろを向いているので分からない






「ねぇ、唯ちゃん」



茉理は後ろを見ながら私を呼んだ





「ん?どうかした?」





「あの男の子達、私たちを見てない?」






そんなはずは…と、私は後ろを向いた