千「まぁまぁ、そう拗ねるなよ、土方。」


土「……………拗ねてなんかねぇ。」


千「…………………豊玉さん、用件は?」


土「一一一一一………」





少しからかってみると、返事がない。


僕は土方を見た瞬間、木刀を顔の前に出していた。





一一一一一一一パーンッッ


千「素人に刀を向けるとか………殺す気?」


土「俺が、直々に稽古をしてやってんだろうがよ。」


千「へぇ。竹刀でも木刀でもなくて刀で?」


土「ふんっ、その方が身に染みるだろう。」