鈴「お二方、そろそろ時間です。千栗さん、どちらの時代で生きるか決まりましたか?」


千「……………僕は一一一」





鈴「………では、千栗さんを戻しますね。」


父「千栗、大変だろうが頑張れよ。」





親父が笑って、僕の頭に手を置いた。


すると、そこだけ温かくなった。





千「ありがとう……………父さん。」


父「一一っ!!ははっ、最後の最後に呼び方戻すなよ。」





父さんが笑っていると、その傍に母さんが見えた気がした。


千「母さんも、ありがと。」





呟いた瞬間、僕は光に包まれた一一一