張り切った幹部が出ていくと、土方は僕を見た。


土「千栗、てめぇは近藤さんに付いてけ。」


千「………僕も行くの?」


土「ったりまえだ!!人手が足りねんだよ。」


千「………分かったよ。準備してくる。」


近「千栗くん、ありがとう!!」





近藤さんにお礼を言われた僕は、早速、準備人取り掛かった。


……………隊服を羽織って、鉢金を付けるだけだが。





準備を終えて外に出ると、既に皆は並んでいた。


土「お前おせぇよ。早く総司の横に並べ。」


僕が沖田の横に並ぶと、列は進み始めた。