「シロッッッ!!!!」 そう叫んで、飛び起きた。 「あ…れ…?」 周りを見回すと、いつも通りの私の部屋… 「…夢か…」 ホッとしたのも束の間、涙を流していたことに気づく。 …シロ… いつの間にかシロは、私の中で、こんなにも大きな存在になってたんだ… ―――♪~♪~♪~ 軽快な音楽がケータイから流れた。 メール…? 誰から… メールボックスを開くと、そこには『茜さん』の文字… 茜さん…? 何の用だろう……