長い間生きているうちに何回も時代が変わった いい時代に悪い時代‥ 今はどっちなのかな‥? 好きだった人は流れ星のごとくすぐ私の前から消えてしまう 結婚したいけれど、歳をとらない私はその人と歳をかさねることができない 不老不死と知られておそれられることが怖いからだ 『お?狐涙依頼者が呼んでるぞ』 「また?これで何回目だー!」 『しょうがないだろ?人間はそういう生き物だ』 狐涙姫だった私は今佐藤狐涙として生活している