山奥で骨を拾った。 綺麗な少年の骨だと何故か分かった。 うっとりとして、持ち帰ろうとしたが、何故だか山から出られなくなってしまった。いくら歩いても人里に着かない。 多分、骨を拾ったせいだ。 わたしは骨を捨てたくなかった。 なので、わたしもこの山で骨になった。