「はい!?」
舜也先輩のクリッとした
大きく澄んだ瞳が
見開かれた
私はそれを無視して続けた
「私だって小さいときから
舜也先輩が好きですから
…うわっ!!」
『私だって今まで
どれだけ理性崩壊するの
我慢してたことか…』
と続けるつもりだった
が、気がつくと
舜也先輩の逞しい
男らしい腕の中にいた
先輩は左腕で私の頭を抱え
右腕で私の腰を抱いて
からだをピッタリ合わせ
私の頭に頬を寄せた
頑として自分の顔を
見せたくないという
体制だ、
上を向こうとすれば
頭を押さえつけられる
『懐かしい…』
小さい頃もこうして
抱きしめられてた
私が泣き止まない時とかww
眉毛を下げ
困り果てたような顔して
『琳ちゃん泣き止んで…』
と消えそうな声で

