どうも、この春公立の高校に
進学しました
緒形琳(オガタリン)です。
梅雨ですね…
雨、うっとうしいです。

夏を待ち望んでいる高校1年です。

「りーんーー!!
好きぃーーーだぁーーよぉーーー!!」

と言って私の背中に
飛び付いたのは
他でもない
高校3年の先輩…

「形部舜也(カタベシュンヤ)先輩…」

「琳(リン)好きぃ~♪」

私の呆れたため息も無視して
抱きついている腕に
思いっきり力を込められた…

「先輩…
なぜ、このじめじめした
蒸し暑い梅雨の時期に
引っ付いているんですか??」

「えっ!?
嫌だった??」

「ウザいです」

私の顔を覗きこんだ
先輩はあからさまに
落ち込む

それに追い打ちをかける私

「大体なに考えてるんですか??
その頭は空っぽですか…
公衆の面前で抱きつかないで…!!」


私に絡み付いた腕を
振りほどきながら
叫んだ

下駄箱でのやり取りは
注目の的だ…