黒いTシャツを着て、すらっと背が高く、まるでモデルかアイドルみたいな男の子がいるなあ、と思ったものの、加奈子は大輔を見つけられずにいた。
一方の大輔も、黒いTシャツを着て、ショートパンツから伸びる生脚が見事な美人がいるなあ、と思ったものの、加奈子の姿を見つけられずにいた。
間もなく人がはけ、ホームには加奈子と大輔だけが残った。自ずと向き合う形になった二人は、ようやく相手に気付くのだった。
「嶋田君……なのね?」
「……主任ですか!?」
しばし目を見開いて相手を凝視する二人。
「いつもと感じが違うから、見違えちゃったわ……」
「主任こそ……。うわあ、本当に主任ですよね?」
「当たり前でしょ? それとも私の格好、そんなにおかしいかしら……」
「いえいえ、そんな事ないですよ。ただ、僕の想像とはだいぶ違うから……」
「やっぱり変? 今日も暑いと思ったから、ちょっと薄着で来ちゃった」
「全然変じゃないですよ…….。何て言うか、すっごく可愛いです」
「そ、そんな事ないわよ……。嶋田君こそ……」
「はい?」
「か、恰好いいわ」
照れて顔を真っ赤に染めた二人の体感温度は、予想最高気温を遥かに上回るのだった。
一方の大輔も、黒いTシャツを着て、ショートパンツから伸びる生脚が見事な美人がいるなあ、と思ったものの、加奈子の姿を見つけられずにいた。
間もなく人がはけ、ホームには加奈子と大輔だけが残った。自ずと向き合う形になった二人は、ようやく相手に気付くのだった。
「嶋田君……なのね?」
「……主任ですか!?」
しばし目を見開いて相手を凝視する二人。
「いつもと感じが違うから、見違えちゃったわ……」
「主任こそ……。うわあ、本当に主任ですよね?」
「当たり前でしょ? それとも私の格好、そんなにおかしいかしら……」
「いえいえ、そんな事ないですよ。ただ、僕の想像とはだいぶ違うから……」
「やっぱり変? 今日も暑いと思ったから、ちょっと薄着で来ちゃった」
「全然変じゃないですよ…….。何て言うか、すっごく可愛いです」
「そ、そんな事ないわよ……。嶋田君こそ……」
「はい?」
「か、恰好いいわ」
照れて顔を真っ赤に染めた二人の体感温度は、予想最高気温を遥かに上回るのだった。



