嘘が嘘になるとき



男は何もしてこない…


冷静な判断ができるようになった私は、


動揺を演技へと変えた。





「…怖い…怖いよぉ……はやく此処から出してぇ……」





すると、男がすこし力を緩めたのがわかった。





――――バンッ





その瞬間、私は男を両手で突き飛ばした。



男に隙ができた…。



チャンスッッ!!