嘘が嘘になるとき



「未来ーいこー!」



「あ、うん。」




クラスに向かう途中、校門で見た黒髪の男が壁に寄りかかっていた。




なにしてんだ?クラスに行けばいいのに。



そう思いながら玲那とそこを通り過ぎようとしたら、



「おい」




男が私の手首を掴んだ。




え、なんで掴まれてんの?私…