「そりゃあまあ、真昼のほうが頭いいからだろ。」 だがしかし。 裕太は平然とした声でそう言い、少し微笑んだ。 それに、真昼は言葉をつまらせる。 いきなり勢いを削がれてしまった。 「あぁ、まぁ……そうだね、うん。」 「え?」 「なんでもない!はい、」 真昼は裕太に成績表を返すと、真昼を呼んだ女子のほうに駆けていってしまった。 残された裕太は多少首をかしげるものの、友達に囲まれて天狗になるのであった。