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そしてあっという間に1週間が過ぎ。
「裕太!」
テスト返却がされた瞬間に、真昼が声を張り上げた。
幸い、クラスはざわついていて全く目立たなかったが。
「真昼……」
裕太は真剣な顔をして、成績をまとめてある冊子を差し出した。
真昼もそれを慎重に受けとる。
そして、顔をしかめた。
「うっわ、何これ……───裕太、やればこんなにできるんだ?」
それを聞いて、裕太が盛大に鼻を高くした。
「だろ?」
そのドヤ顔がなぜかうざい。
そんな裕太に、いつものように、真昼も対抗心が芽生えた。
「……でもまぁ、わたしのほうが点数高いけど?」
フッと笑う。

