「は、花菜っ…」 「ふふふっ…。奏くんがヤキモチ妬いてくれて嬉しい」 「……」 「ねぇ、奏くんも上着着ててね?奏くんのお色気ムンムンな姿を見て、お姉様方が寄ってきそうだもん」 「お色気ムンムンって…お前な…」 「だって~!」 「例え、誰が寄ってきても、俺は花菜だけだ。わかったか?」 「うん!私も奏くんだけだよ」 花菜がそう言うと、奏大はキスをした。 2人が離れると花菜は赤い顔をして、奏大のことを見上げた。