『それでね、私は奏くんと淳くんの記憶を消しちゃうの』 えっ? 貴女は…小さい頃の私? 『うん。8才の花菜だよ』 どうして? 何で私の夢の中に出てくるの? 『それは…奏くん達の事を思い出して欲しかったから。それに、あの時の私と同じように、お姉ちゃんはさっき奏くんの記憶を消そうとしていたの』 えっ…嘘…。 『嘘じゃないよ。お姉ちゃんの心の中にいる私が言うんだもん。間違いないよ。だから、私がお姉ちゃんを心の中に引きずり込んだの』 心の中? 一体、どういうこと?