お昼も食べて再びゴロゴロしだすわたし。

やっぱり、食べると眠くなるー。

「ふぁぁ」

「さくら、眠いのか?」

「うん、瞼が重いー…」

健斗君が話しかけてきたので必死で目を開ける。

でも、答えて再び目を閉じる。

眠ー……

「蓮、部屋つかっていいか?」

「ああ、好きなとこ使って」

「さんきゅ」

わたし、寝る場所とか何処でもいいよー?

「さくら、行くぞ」

「……んー……」

わたしはうっすらと目を開けて健斗君のいる場所に小走りで行く。