「ぁあー、そういう風にいえばいいのか。

ありがとう」

「いいって。って適当に歩いてきたけど」

「だね、眺めがいいところ行きたいなぁー。ある?」

「多分。一通り見てけば良くね?」

「そっかぁー、行こう!」

それから、私達は1時間くらい

部屋を見て回った。


その頃の麗華と蓮は――――――

「もうっ早くアノ2人両想いって気付いてほしいよね。」

「だよなー、あんなにバレバレなのに」

「絶対クラスの皆気付いてるよね!」

「早くこくればいいのに。もったいない」

という会話を繰り広げていた。