別荘について、私たち4人はゴロゴロしだす。

15分くらい歩いたから疲れたよね。

それに、4月なのに結構気温が高い。

わたしは、疲れていながらも

ふと案が浮かぶ。

「ねぇ、探検していい?」

きっと、今のわたしは目をキラキラ輝かせていると思う。

宝箱を見つけた子供のように。

「別にいいけど。その代わり・・・

健斗も付いて行けよ。」

山崎君、気持ちはありがたいけど

バレちゃうじゃん!

健斗君の反応は…

「はぁ?」

嫌なのかな?