後で聞いてみよう。

電車から降りて、健斗君たちの後を付いて行く。

麗華ちゃんと並んで歩いてるから、聞こうかな・・・?

忘れちゃうし、聞こう!

小さな声で聞いてみる。

「麗華ちゃんって山崎君の事が好きなの?」

「っ///////」

顔が真っ赤になる麗華ちゃん。

「何で知ってるのよ?」

「電車の中で話し掛けられてた時、顔赤かったから…」

「内緒ね?」

コクコクと頷く。

当たり前じゃん。

「健斗君には言っていい?親友っぽいから応援してくれるかもじゃん?」

「別にいいけどー、山崎にはバレないようにね?」

「うん!」

やっぱり、いいね。

こういう会話。