さくらを自分の部屋まで運んでベッドに寝かせた。

さくらの寝顔可愛すぎだろ。

まつげ長いし、口ちっちぇーし。

まさに女子って感じ。

「ふー、あんま無理すんなよ」

勉強している時もたまに泣きそうな顔をしていた。

何故だかは分からないけど、

きっと、親の事を思い出したんだろう。

俺がかわりになってあげられればいいんだけどな。

ずっと、会えてないんだもんな…。

でもさくらは愛されてるよ。

何の根拠もないけどそう思った。