玄関を開けて、健斗君と目が合う。

わたしは、顔を結構上げているんだけどね。

「おはよー」

「おはよ」

って、健斗君の恰好ヤバすぎでしょ!?

めちゃくちゃカッコいいんですけど

「行くか」

「うんっ!」

家の鍵をしめて健斗君の家に向かう。

行く道では、中学の話をした。

部活の事がほとんどだったけど。

健斗君はバスケ部に入っていたらしい。

わたしは、吹奏楽でパーカッションをやっていた。

イロイロな楽器が出来て楽しいんだよね。