「ぅー、ホント?」

涙目になりながら顔を上げて健斗君に聞く。

そうすると、健斗君の顔が赤くなった。

なんでだろー。

「ぁあ///安心しろ。俺がおしえてやるから、な?」

「ありがとう!大好きっ!!!」

そう言ってわたしはさっきよりも強く抱きついた。

って、わたし、健斗君に何して…

ボッ

と自分の顔が赤くなるのが分かる。

心の中で健斗君にひたすら謝る。

そして、手をはなす。