「な、何するんですか?や、やめてください」




「翔真の周りをうろちょろされるのが目障りなの。だから・・・そんなことできないようにしてあげる。翔真の好きな長い髪・・・切ってあげるわ」




捨て台詞を吐いて私に近寄ってきた彼女は当時、肩下まであった私の髪をジョキジョキと切りつけた。


切っては焼却炉に投げ捨てられる髪の毛。