「あんた、目障りなのよ。あたしの翔真に近づかないで!」




高1の10月、私はいきなり知らない女の先輩に呼び出された。


連れて行かれたのは焼却炉。そこには数人の女子もいていきなり突き飛ばされた。


腕を組んで見下ろしながら罵声を飛ばすのが黒岩さん。




そして彼女はブレザーのポケットからハサミを取り出す。動かないように私を固定する数人の女子。