本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

そうだ、きっと彼を1番に考えなかったから彼がもういいって愛想つかしたんだ。


残業を断って彼に会っていれば良かった。



あんなミスだって私、やった覚えがない。もしかしたらあれも・・・



また、悪いことばかり考えてしまう。




「藍原、そんなこと当然だろ。その彼氏は社会人じゃないの?普通に考えたら彼氏より残業を優先するのが当たり前。そんなことで捨てるような彼氏なのか?」




「・・・でも、昨日から連絡もなくて、きっと怒ってるに決まってます。彼からの連絡がないと会いにいくこともできない。先輩、私どうしたら・・・」




「俺を選んで。大切にするから」