本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

「お時間までごゆっくりお過ごしください」




「あの・・・」




「はい?」




「新郎新婦の身内の方はどちらにいらっしゃるんですか?ご挨拶をしたいのですが」




「ご両家の皆さまは別室で待機していただいてますのでまた後ほどお会いになってください」




それだけ言って軽く会釈をした美形の男の人は別の人に挨拶に行った。やっぱりなんだかすごく違和感。