本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

そう、なんだ。そんな考えもあるんだ。



でも、翔くんは私だけを思ってくれている。それなのに、私は、私だけは違った。




「で、ドキドキしちゃったわけ?中西くんに?」




「ち、違います。中西くんじゃありません」




墓穴掘りましたね、私。結局、仕事中ということもあり簡潔に話して遥さんは席に戻って行った。



最後にこんなセリフを残して。




「恋と愛は別物。ご飯と甘いものみたいにね。ただし、甘いものをご飯にしたらそのときは、両方失う覚悟が必要だけどね!!」