本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

ああ。もう、私は最低だ。



また勝手に同じだと決めつけるとこだった。全然違うじゃん。彼の言葉に何、一つ嘘はなかった。



だけじゃない、こんな私に嫌われたかもしれないなんて不安まで漏らすなんて私は愛されすぎて全部を逆手に取りすぎた。


最低、最低だ。




「嫌いになるわけ、ない。翔くんは何か考えて動いてくれたんでしょ?」




うまく笑えてるかわからないけれど笑みを浮かべて、



心の中で『また信じようとしなくてごめんね』そう言った。