本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

ふわっと撫でられた頭。我慢していたのにあったかい温もりに包まれたみたいになって涙が溢れた。


そして、それと同時に怖くなった。翔くんがあの人に惹かれるかもしれないことと私がこの人に惹かれるかもしれないということ。




好きな人がいるからといって心が揺れ動かないという保証はない。


自分は絶対ないと思っていてもほんの少しだけ弱ったところに、スッと気づかずに入り込まれてしまえば・・・好きな人に罪悪感を感じながらも気になってしまう。




そして私も翔くんもこれを身を持って知ることになる。