本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

ガチャと鍵が閉まる。これデジャビュ?前もあった。



しかも亜樹さん・・・。一瞬だけ不安が過った。でもその不安は後ろからの温もりですぐかき消された。




「・・・さく、捕まえた」




「翔くん!!びっくりさせないで。前も閉じ込められて怖かったんだからね」




「ごめん、ごめん。前って亜樹がここに来いって言ったことだよね?あれは、亜樹が合鍵を返しに来る元カレとさくが鉢合わせしないようにってしたことなんだよ。でも、暗闇が怖いの知らなかったから悪いことしたって謝ってたよ」