本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

「・・・あまり調子に乗んなよ。どうやら派遣のくせに随分と問題起こしたみたいだな。一度は救われただろが、次はないからな」




「課長、あの件はもう解決しましたし、藍原は何もしていません」




「君がやり手の杉原主査か。気に入ったよ。お前に決めた。君は私に選ばれたんだ。感謝しなさい」




私を怒鳴りつけた後、助けてくれた翔くんを見て勝手に何かを決めつけたワンマン課長。


そして、課長は携帯を取り出し朝礼中にもかかわらず普通に電話を始めた。