3月の始め、いつものように翔くんの家でまったりと過ごしているとそんなことを急に聞かされた。


社内恋愛禁止令なんて・・・




「・・・で、それはどんな条例なの?」




食べかけていたポテトチップを置いて翔くんに詰め寄る。苦笑いを浮かべる翔くん。




「それがバレたら始末書書かされて、絶対に2人が同じ部署にならないように異動、でも下手したら女の子は・・・クビ」




「はあ?何、それ」